今借入している業者より低い金利の業者を選ぶ
今より低い金利で借りられる金融機関を見つける事が、おまとめローンに借り換える意義です。
たとえば、3箇所からの借入合計が100万円で返済期間が:3年、いずれの業者も金利18%で借り入れているとします。
この借入を返済期間はそのままで金利15%の業者でおまとめローンに借り替えた場合は9万円も支払い総額がお得になります。
ただし、おまとめローン借入金額100万円、金利15%の低い金額で借入できても返済期間5年にしまうと返済総額が約20万円以上多くなってしまうので注意しましょう。
ただし月々の返済が大変であれば、とりあえず返済期間を延ばして、月の返済を減らして、余裕ができたときに返し、結果的に完済を早めるという方法もとれます。
おまとめローンお勧めの金融機関は?
どこの金融機関がおまとめローンを組むには良いのでしょうか?
お勧めは、大手の銀行が運営している個人向けカードローンです。
オリックス銀行カードローン・みずほ銀行カードローン・東京スター銀行カードローン・三菱東京UFJカードローンなどがお勧めです。
なぜ銀行カードローンがお勧めなのか!
おまとめローンに銀行カードローンをお勧めするポイントは2つ!
銀行カードローン金利の相場は、だいたい4.5%〜17.5%です。
銀行カードローンの金利を消費者金融や信販系のキャッシング会社と比較してみると、消費者金融や信販系のキャッシング会社は最大金利を法定上限金利の18%に定めているところがほとんどなので、それに比べると銀行カードローンは金利がかなり低めに設定されています。
総量規制の対象外の銀行カードローンは「借入は年収の3分の1以内」の制約がありません。
200万円の借入をしたくても年収が500万円では、総量規制の対象になる金融機関では借り入れる事ができないのです。
低金利のおまとめローンを組むには「他社借入件数」を減らす
「他社借入件数」とは、何件の金融機関から借金をしているかと言う事です。
他社借入件数は5件がボーダーラインと言われています。
それ以上の金融機関から借り入れがある場合は出来るだけ件数を減らしましょう。
現在借りている金融機関に増枠を交渉して減らす
現在利用している金融機関に増枠交渉して、増えた枠で別の借入を完済すれば借入件数を減らせます。
本命以外のおまとめローンに一部借金をまとめる
他社借入件数が多いといきなり条件の良いおまとめローンの審査に受かるとは限りませんので安全策として本命以外のおまとめローンに一時的にまとめて他社借入件数を減らす方法です。
借入件数を減らすことが目的なので、全てまとめられなくても大丈夫です。
最終的には低金利・高限度額のおまとめローンに一本化を目指しましょう。
返済のコストや使い勝手も重要
返済に手数料がかかるのは損です。
毎月の決まった返済は、口座引き落としにすると手数料はかかりませんが、お金に余裕のある月には、少しでも多く返済するのが賢い方法です。
返済時にいつでもATMから入金して返済できれば、無駄な金利もかからずに済みます。
さらに、重要なのは、この返済時のATMの手数料です。いちいちATMの利用で手数料がかかっていたので、こまめな返済が逆効果になります。
店舗や手数料のかからないATMを探すのも面倒ですから、どこでも手数料無料で返済できるカードローンでおまとめをした方がずっと良いということになります。